この記事はこんな人におすすめ
- ブラックジャックの勝率を上げたい
- カウンティングの仕組みや使い方が知りたい
「カウンティング(カードカウンティング)」は、ブラックジャックでよく使われる攻略法の1つです。
これから配られるカードを予測できれば勝率アップが狙えます。
その為…
「使いこなせれば最強」といわれるほど効果的な攻略法!
やり方を簡単に説明すると以下の通りです。
- カウンティングシステムによって決められたそれぞれのカードの数値に従って、カウントしていく
- カウントの結果をもとにデッキに残っているカードを予測し、賭け金やアクションを決める
カウンティングは一見難しそうに感じますが、コツさえ掴めば初心者でも実践しやすい攻略法です。
暗算に自信がない方は、メモや電卓を使ってトライしてみましょう!
今回はブラックジャックにおけるカウンティングの仕組みや方法、注意点を解説します。
カウンティングの具体例も紹介しますので、ブラックジャックでの勝率を上げたい方は参考にしてくださいね。
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1.カウンティングとは
「カウンティング」とは、場に出たカードを記憶することにより、まだ場に出ていないシュー※の中のカードを予測することを指します。
次に出るカードを予測することで、ゲーム中の戦略が立てやすくなります。
ただし、カウンティングを使えないケースや効果を発揮しないケースがある点には注意しましょう。
例えば、以下のような場合です。
このような場合にカウンティングをする際は記憶力に頼る必要があるため、難易度が高くなりますね。
メモを自由に取れ、リアルタイムで進行するオンラインカジノのライブカジノでは最も有効ですので、次で詳しく見ていきましょう。
オンラインカジノのライブカジノで最も有効
オンラインカジノであれば、メモを取っても注意されることがないため、カウンティングを使用できます。
特にライブカジノの場合におすすめ!
- 生中継で配信されている
➡まだ配られていないカードの残り枚数をある程度把握できる - カードがリセットされるタイミングがはっきりわかる
➡カウンティングを始めるタイミングが判断しやすい
一方で、通常のテーブルゲーム(コンピュータと対戦するタイプ)の場合は、カウンティングはほぼ効果がありません。
通常のテーブルゲームでは…
- 配られるカードがいつリセットされているかわからない
- 使われているシューの数も定かではない
➡カードの予測が当たりづらくなる
カウンティングを使う場合には、上記のことを踏まえて実践してみて下さいね。
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入金不要ボーナスを使って、ブラックジャックのカウンティングを練習してみると良いでしょう!
2.ブラックジャックのカウンティングの仕組み
ブラックジャックのカウンティングの仕組みを簡単にまとめると以下のようになります。
- 場にあるカードを、カードによって決められている数値に従い計算する
- 計算して出た結果によりシューにあるカードを推測できる
- 計算で出た数値によって(シュー内のカードを予測できるので)次のアクションを決められる
なぜ出た数値によって次のアクションが決められるのか、それは以下のようなブラックジャックのルールが大きなポイントとなります。
ブラックジャックでは、「10・J・Q・K」の4種類が「10」として数えられるため、「10」のカードが圧倒的に多くなります。
ブラックジャックにおける重要なポイント
⇒「10」を表すカードがどれくらい残っているかを把握すること!
また、「A」は「1」として扱うケース、「11」として扱うケースの2通りありますが、「11」と数えるケースでは重要なカードとなります。
プレイヤーとディーラーのカードを見て、どうすることが自分に有利なのかを考える必要があります。
状況の判断の仕方など、詳しくは以下の『カード予測によって次のアクションを決める』で見ていきましょう。
カード予測によって次のアクションを決める
カウンティングをすることで、自分が有利な状況にあるか、不利な状況にあるかがわかるため、次のアクションを判断しやすくなります。
例えば…
カウンティングの結果、シュー内に「10」が多く残っていると予測した場合
➡場に出ているカードによって、以下のような状況判断ができます。
- プレイヤー側の合計値が「10」や「11」の時
⇒「10」を引いて「21」に近づけやすい有利な状況 - プレイヤー側の合計値が「15~17」付近の時
⇒「10」を引いてバーストしやすい不利な状況
プレイヤー有利な状況なら積極的にカードを引いて勝負し、不利な状況ならカードを引かないことが最適なアクションとなるでしょう。
ディーラー側のカード合計値が「12」以上など高い数値の場合、ディーラーは追加カードで「10」を引いてバーストする可能性が高くなります。
上記の場合、自分は無理してカードを引かず、ディーラーのバーストを待つことで勝利しやすくなります。
3.カウンティングの基本的なやり方
ブラックジャックのカウンティングでは、場に出たカードをグループごとに分けて数値化し、計算していきます。
カウンティングにはさまざまな方法がありますが、ここではわかりやすい「ハイローシステム」の方法を紹介します。
場に出たカード | 計算用の数値 |
---|---|
10・J・Q・K・A | -1 |
7・8・9 | 0 |
2・3・4・5・6 | +1 |
上記の表に従って、カードが出るたびに計算していくことで、カウンティング結果を導き出すことができます。
「10」のカードをマイナス値としてまとめてカウントすることで、より効率的に偏りを見極めることができます。
4.【実践】ブラックジャックでのカウンティングの具体例
ここからは、他プレイヤーを交えて行う「ライブ・ブラックジャック」でのカウンティング例を紹介します。
ほとんどのカジノでは、自分を含めたプレイヤー7名+ディーラー1名の最大8名でゲームが行われます。
早速ゲームを開始し、1ゲーム目が終わった状態を確認しましょう。
右端①のプレイヤーから順番に、手札をカウンティングしていきます。
実際の手順は以下の通りです。
プレイヤー①の手札は10とAです。
10とAは両方「-1」とカウントしますので、計算すると「-2」となります。
プレイヤー③の手札は、3・K・6です。
Kは「-1」、3・6は「+1」となりますので、計算結果は「+1」となります。
プレイヤー⑤の手札はJ・10です。
J・10いずれも「-1」とカウントしますので、計算結果は「-2」です。
プレイヤー⑥の手札は4・5・2・4です。
いずれのカードも「+1」とカウントしますので、計算結果は「+4」となります。
ディーラーのカードは9・Qです。
9は「0」、Qは「-1」とカウントしますので、計算すると「-1」です。
【-2+1-2+4-1】で、計算結果は「0」となりました。
このように計算結果が「0」になった場合…
賭け方をほぼ変えず、さらにカウンティングを続けて様子を見ましょう。
では、計算結果が「0」ではなく以下のようになった場合はどうしたら良いのでしょうか。
これらの場合についても、この後解説していきます。
計算結果がマイナスの場合
カウンティングの計算結果がマイナス数値になった場合…
無理にヒットし続けず、相手のバーストを待つのが適切なアクション!
「10」を表すカードは全て「-1」で数えます。
そのため、マイナスが多ければ多いほど「10」が場に出ており、シュー内に残った「10」が少ないと判断できます。
次に「10」を引く可能性が低くなりますので、「21」を狙う積極的な勝負は避けた方が無難でしょう。
計算結果がプラスの場合
カウンティングの計算結果がプラス数値になった場合…
ヒットやダブルダウンを選んで勝負するのが適切なアクション!
「10」を表すカード以外は「0」または「+1」で数えるため、プラスが多ければ多いほど、シュー内に「10」が多く残っていると判断できます。
手札の合計値によっては、次に10を引くことで「21」を狙える確率が上がるため、積極的な勝負が効果的だといえるでしょう。
計算時はメモが有効!
カウンティングの計算時は、メモ用紙などを使って着実にカウントしていくとよいでしょう。
オンラインカジノならリアルカジノとは異なり、メモを取ってもバレることがありません。
また、どうしても計算に苦手意識がある場合は、場に出たカードに〇をつけていく簡易的な方法もあります。
明確に数値化していないので信頼度は少し下がりますが、「10・J・Q・K・A」の数を視覚的に把握できるので、何もしないよりは勝率が高くなるでしょう。
5.ブラックジャックでカウンティングを使う際の注意点
カウンティングは効果の高い攻略法ですが、必勝法でないことは肝に銘じておきましょう。
シューの中身を予測できたとしても、次の賭け方やアクションの取り方次第で勝敗は変わってきます。
また、カウンティングをしていて負けやすいパターンがあるので確認しておきましょう。
それは、以下のような場合です。
なぜ不利になるのかなど、詳しくは次で解説していきます。
シュー内に「10以外」のカードが多い場合はプレイヤー不利
ブラックジャックでは、シューの中にどのカードが多いかによってどちらが有利か不利かが変わります。
といえるでしょう。
特にプレイヤーが不利になりやすいのは、以下のような場合です。
シューの中に「2・3・4・5・6」が多く残っている場合!
「10」や「11」など大きい数値のカードを連続で引けば、即「ブラックジャック」で勝利できることもあります。
しかしシューの中に小さい数値のカードが多い状況だと、なかなか合計値が21に近づきません。
ヒットを繰り返した後に10のカードを引いて、バーストしてしまう危険性も高まります。
また、シュー内に小さい数値が多い場合、以下の理由からもプレイヤー不利の状況です。
以上の理由から、シューに「2~6」などの小さい数値のカードが多い場合は、積極的な勝負を控えるのが適切だといえるでしょう。
6.ブラックジャックで使えるさまざまなカウンティング方法
今回は有名な「ハイローシステム」のカウンティング方法を紹介しましたが、他にも以下のようなカウンティングシステムがあります。
ここからは上記のカウンティングシステムについて、簡単に紹介します。
カードのカウント方法が違ったり、追加のカウンティングシステムを取り入れたりと種類によって様々です。
また、初心者に向いているシステムや、上級者向けのシステムなどがあるので、自分で試してみたいものを見つけてみて下さいね。
カジュアルシステム
カジュアルシステムは、誰でも気軽に使えるよう、簡単に作られたカウンティングシステムです。
また、以下のようなメリットがあります。
理論的に考えるというよりは、主に感覚で実践するカウンティング方法です。
カジュアルシステムでは…
- 数値の大きいカードが場に多く出ていると感じたら
➡積極的に勝負! - 数値の小さいカードが場に多く出ていると感じたら
➡慎重にゲームを進める
単調すぎて信頼度が低いようにも思えますが、難しいシステムを使う際にも応用できる方法といえるでしょう。
K-Oシステム
K-Oシステム(ケーオーシステム)は「ノックアウトシステム」とも呼ばれています。
また、ハイローシステムと似たカウント値を使うカウンティング方法です。
K-Oシステムでは、以下のようにカウントします。
- 「2~7」が場に出た場合
⇒「+1」 - 「8・9」が場に出た場合
⇒「0」 - 「10・J・Q・K」が場に出た場合
⇒「-1」
ハイローシステムとの違いは、「7」も+1でカウントする点と、プレイスタイルを判断する基準がはっきりしている点です。
カウント値の合計が
- +2以上になった場合
…積極的にベット - +2未満となった場合
…慎重なベットに移行
カウント値を使ったシステムの中でも、入門的な立ち位置にある方法です。
レッドセブンカウント
レッドセブンカウント(Red Seven Count)は、ハイローシステムを基軸に、『赤の7』を特別に扱うカウンティング方法です。
基本はハイローシステムと同じ方法でカウントしますが、レッドセブンカウントでは、「7」のカウント値を色によって分けます。
- 赤色の7が出た場合:「+1」
- 黒色の7が出た場合:「0」
また、スタートのカウント値が「シューの数×(-2)」となる点にも注意しましょう。
チャンスとして見極めるタイミング
ブラックジャックのゲーム中、カウント値が「0」に近づいたとき!
レッドセブンカウントでは、「ダブルダウン」や「インシュランス」等、細かいアクションのタイミングも決められています。
基本的なカウンティングに慣れてきたら勉強してみてくださいね。
ハイオプトワン
ハイオプトワン(Hi-OPTⅠ)は、メジャーなハイローシステムとは異なる分け方でカードをカウントする方法です。
ハイオプトワンでは上記のカウントに加えて、「サイドカウント」と「トゥルーカウント」の2つを取り入れることで、より精度を高めていきます。
サイドカウント | シュー内の1/4が配られた時点でAが一度も出なかった場合、カウント数値に「1を足す」 Aが2回配られた場合、カウント数値から「1を引く」 |
---|---|
トゥルーカウント | カウント値を残りのカード枚数で割る |
精度が高まるカウント
トゥルーカウントでは、例えばカウント値が―2で残りのカード枚数が20枚の場合、「(-2)÷20=-0.1」となります。
トゥルーカウントの値が大きければ大きいほど、チャンスが大きいと判断できます。
追加要素によって精度を高めた、中級者向けのカウンティング方法だといえるでしょう。
ハイオプトツー
ハイオプトツー(Hi-OPTⅡ)は、カウント値を4つに細分化してさらなる精度を追求したカウンティングシステムです。
ハイオプトワンと同じ「サイドカウント」と「トゥルーカウント」の追加要素もありますので、カウンティングに慣れた上級者向けの方法です。
ゼン
ゼン(ZEN)はハイオプトツーと同じく、カウント値を4つに細分化するシステムです。
カウント方法は以下の図をご確認ください。
また、ハイオプトツーとゼンでは、『A』のカウントの仕方も違います。
- ハイオプトツーでは…
Aを「0」とカウント - ゼンでは…
Aを「-2」とカウント
「0」「+1」「+2」のカード配分のバランスがよく、安定感に重きを置いた信頼度の高いカウンティングシステムとなっています。
7.まとめ
カウンティングでは、場に出たカードをルールにもとづいて数値化・計算し、計算結果によって次のアクションを決めていきます。
まだ場に出ていない残りカードの中身を予測できますので、ブラックジャックの勝率を上げる有効な戦略だといえるでしょう。
今回はカウンティングの中で最も有名な「ハイローシステム」を中心に解説しましたが、他にも多くのカウントシステムが存在します。
ただし、上級者向けのカウンティングシステムを使ったからといって必ず勝てるわけではありません。
あくまで勝率を上げるためのものと考え、過信して莫大なベットをしないように注意しましょう。
カウンティングは多くのランドカジノで禁止されていますが、オンラインカジノのライブカジノなら有効活用できます。
ディーラーからプレイヤーの様子が見られることはありませんので、メモを取りながら自分のペースで実践するとよいでしょう。
また、ライブカジノは通常ゲームと違い、配布カードがリセットされるタイミングがリアルタイムでわかります。
これも、カウンティングが向いている大きな理由の一つですね。
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